やはり。。。と思った。
それは姉;長女;と初めて会った時から
漠然と感じていた何か。

ゆき在りし日、初めて会った四兄弟姉妹の姉は少し
変わっていた気がした。
どういった表現が最も適切だろう。
笑わない、かと言い暗い子でもない。
悲しそうでも内気でもなく、
自分の様、無駄に明るいが怯えオドオドしてもいない。

強いて言うなら冷めている、
という描写が最も当て嵌まる気がした。

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あれから「姉」は粗毎日我が家のインターホンを押し
顔を出す様になった。
少しづつ笑顔が見られ、時には声を出し笑う。
弟や妹達、親の事もポツリポツリと話し始めた。

何処か同じ匂いがした為、放って置けなかった
のかも知れない。否、違う。厳密には同じ匂いではない。

だがこの兄弟姉妹を通し、再び改めて
自身の幼少期~を振り返らなければいけなくなった。