彼女との唯々楽しく輝やかしかった
計り知れない夢の様な想い出の数々は
ゆきを殺めてしまったという一生を
以てしても償えない、見放されたと感じたであろう
心の悲しみを背負ったまま旅立たせて
しまったこの自分に対しての憎しみや
抹殺したい程の気持ちを凌駕する日は
来るのか。。。

自分が皮肉にもこの世にて生が許される内
それ等は苦しみでは全く無く、
美しかった日々を唯、純粋に思い出す事が来るのだろうか。

ゆきとの生活は、まるで原体験を再び経験させて
貰える程のものだった。
。。。勿論、全てが塗り替えられ。。。

ゆき亡き後、思い出したくもない苦しみが
怒涛の如く溢れ返った。不思議だ。
まるで悪い事を蘇らせない為、ゆきが
様々な悪夢に蓋をしていた様だった。
原体験の塗り替え。。。

ゆき。。。

ゆき、でも苦しまなきゃいけないんだ。
おまえはそんな事は微塵も思ってないって事は
良く良く知ってるんだけどね。
自分が許せないからさ。。。

ゆき。。。
もう生まれ変わったんだろうか?