3月に入り
メディアは挙って震災の映像を流す。
再びザワ付き始めた。
11日にはそれがピークに達する。

復興、復興と言うが本当の復興とは
何なのだろう。
一生苦しい思いをされるご遺族も多いかも
知れない。土壌汚染に因り綺麗なままの家屋に
未だ戻れない方々も沢山居る。。。

地震大国の日本である以上
それ自体は避けられないが
犠牲者が出る程の天変地異だけは
もう本当に起こらないで欲しい。

あの日、確か玄関に居たのだと思う。
軽い目眩を感じた。だが直ぐに
それが目眩ではない事は判った。
瞬間、これまでに感じた事の無い揺れに
襲われた。

ゆきにリードを付け、雪ダルマの様に着込み
意味の無い物をパンパンに詰め込んだ
バックパックを背負い慌てて外へ出たが
誰一人として外へは出て居なかった。

あの時、ゆきはまだ自力でも勿論歩く事が出来た。
カート等無くとも問題は無かった。
ふくぎんも居なかった。ぞくも。

今、又未曾有の天変地異が起きれば
動きが取れない。

ふくぞく達は何とかなるだろう。
しかし、20kgのゆきを抱え何処へ行けば良いのか。
川崎市の避難所、動物は1000%NGだ。
置いて行く事は更に当然不可能。
今ですら基礎コンクリートクラックや
部分沈下の有るこの家。。。
高い確率で倒壊するであろうこのボロ家に
滞まるしかない。

ゆきと共一緒になり生涯を終えられれば
それに越した事は無いが、あとの仔達は
治療やケアさえすればまだ生きられると思う。
自分達の都合でこの仔等の一生を終わらせる事は
何よりも罪な事。
この仔達は生き延びなければいけない。

人々が犠牲になる程の天変地異が
起きないでくれ、と祈るだけ。。。