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ゆきがカートから落下してしまった日は
跛行しつつも、何とか部屋まで辿り着いてくれた。

帰宅し直ぐにした事は、大変な事をしてしまった
といった思いを抱きつつも、ゆきのケアではなかった。

心臓が口から飛び出かかり乍ら何をしたか---

冷蔵庫や冷凍庫を貪り漁って居た。
恐らくそれはまるで、摂食障害の患者が
家族が寝静まった真夜中
一人でキッチンに忍び込み口に入る物を
一心不乱に物色する姿ににて居るかも知れない。

何かゆきの好きな物、
ゆきが美味しく食べられる物。。。
年老いてからの整形系の急激なダメージは
死へ直結する事も有る、何か無いか、
今、何か美味しい物、何か買って居なかったか。。。
髪を振り乱し、冷凍庫から引っ張り出した物;

アイスノンその他保冷剤か否か判別付かぬ程の
ガチガチに凍り切った;
刺身馬肉を購入したのを忘れて居た。

急いで湯煎し、生では拙い為その後少し茹でゆきへ。
ゆきは食べてくれた。それ自体では下痢に直結も
しなかった。

頭が混乱しパニくると何をして居るのか、と
いう行動を取ってしまう。全て後から気付く。。。
大丈夫、ゆき大丈夫だから、大丈夫痛くない痛くないよ
治る治る治る。。。等とブツブツブツブツ。
まるで気が触れたかの様無意識に
呟いて居たと思う。

これからも益々肝を冷やす事が増えるのだろう。
恐怖心を含む出来事が起きると
思考が停止する程、焦る。
地震でもそうだが、寧ろ急性の循環不全を
起こしそうにもなる。

ゆきと地震の事。。。
落ち着いて行動出来る様にしたい。