胃瘻

---何方かが言った---

現時点での投薬、それ自体も
一種の延命ではないのか、と。

自分もそう思って居た。
だがこの概念を持って居ると全てが
その「延命」という事に繋がってしまい
投薬時、検査時には一々頭を掠め
どうも歴然としないモヤモヤが残る。

一般に延命と言われるのは
飽くまで自分の見解の中に於き
人工呼吸器、一時的ではない胃瘻等だとの
認識はあったが、
「けして疾患が治癒する目的でない投薬も
含める治療を施す事」へリンクしてしまった。
だとするとイヌに限らず、世の年寄り軍団が
処方される薬剤も全て「延命」の範疇に入って
しまう。否、年寄りに限らず。

広域の意味に於いてはそうなのかも知れない。。。
だがこれは何か違う様な気がしないでもない。

色々と考える。。。ゆきの事。。。

結局、
その投薬を含める治療を中止する事に因り
早い時期に死を迎える事、と
自分の中で結論付ける。
これは、一過性の肺炎等は別として
現代医学のあらゆるモノを駆使し
様々な物理的医療措置を以ってしても
自然余命は延ばせない確率が
粗100%に近い場合。。。

これであれば
ゆきの現在の投薬、検査等も
「延命」ではない事に当て嵌る。
現在服用して居る一切の投薬を
ストップをした場合、飽くまでそれに因り
「早い時期」に旅立つ事は
;他の要因は扠措き;考え難い。。。