老犬

「犬 ペットロス 抜けられない 後追い自死」
のキーワードで検索して居ると
以下の記事を見付けた。
少し気が楽になるかと思ったが。。。(抜粋)



介護していた愛犬がほんの少し目を離した間に死んでしまっていた… 
老犬を庭で日向ぼっこさせていたら、庭の隅で静かに息を引き取っていた… 
前日まで元気だったのに、翌朝目が覚めず突然死してしまった… 

多くの犬の飼い主さんと接していると、時々そんな話を聞きます。 
そしてその多くの飼い主さんは「死に際を看取れなかった」と、
後悔していることがあります。 

どうしてそのようなことが起きたのか、犬はどうしてそんな行動を取ったのか、
少しだけ犬の気持ちの想いを馳せて、考えてみたいと思います。


飼い主さんへの愛情や、想いからそっと静かに息を引き取っていく
選択をする犬もいるでしょう。 

しかし、その根本にはやはり動物としての本能があるのだと思います。 
動物は傷ついた時、人間のように「痛い!苦しい!誰か助けて!」
とは叫ぶことはしません。 
ただ、誰もいない静かな場所で体を休め、回復を待つのです。 

生まれる時と死ぬ時は、もっとも本能が強く出てくる時です。 
動物としての本能やプライドで、弱っていく姿を誰にも見せまいと
自分を守る意味もあるのかもしれませんね。

「看取る」ことだけが、愛情表現ではない

冒頭でお話ししたような「死に際を看取れなかった」と思っている方がいたら、
どうか後悔しないでほしいと伝えたいと思っています。 

なぜなら、犬は飼い主を想って、もしくは自らそれを望んだのだから。 
そして、飼い主のそばで最後まで幸せに過ごせたことを満足して、
息を引き取っていったのに違いないからです。 

犬としての本能やプライドを守った、犬からの愛情を受け取ったと考えて、
亡くなった犬たちのために、どうか幸せに見送ったと思ってあげて下さいね。

看取ることだけが。。。には少し救われる。
しかしこの内容が事実に近いとすれば
ゆきの最期の刻には
一緒に居させてくれないと思う。
今ですら、究極に具合が悪い際
飼い主から離れ様、離れ様とする。

あの乳腺腫瘍が破裂しかけた時期も
ゆきは隅で丸まり、一切動こうとしなかった。
何故か恐ろしい程冷静に
ゆきは旅立ちの準備か、或いはこの世に
残るか今、自分で選択し様としてるんだ、
等と感じた記憶が有る。
止めど無く溢れ出る浸出液等の為
日に何度もガーゼ交換をしなければ
ならなかったが、そういった折も
従順さは変わらずも、迷惑そうな表情をし
悲し気な眼差しを向けて居た。

具合悪い時、傍に寄って来て
甘えるでしょ?と某愛護団体の代表に聞かれ
少し面食らった。
一般的にはそうなのか。。。これだけ沢山の
イヌ達を見て居るヒトが言うのだ。。。
やはりゆきは私を信頼して居ない、
と確信もしてしまった一コマだった。

「ゆきは野生が強いから」と応えた
記憶が有るもこれは野生の強弱には
関係無いかも知れない。
某団体の代表は多くの雑種を保護して居る。

ゆきは「その刻」私を避けるのだろう。。。
それがゆきの意思であれば素直に
受け入れてあげなければいけない。
せめても、それ位はゆきの思いを尊重
してあげたいとは思う。。。

だが現実、

恐らく心は瓦解され、気が狂った様に
ゆきを起こそうとするかも知れない。
既に不可逆的な脳死状態であっても
心停止後であれ
揺り動かし、肋骨を破壊する事も厭わず
心マを施すかも判らない。
人生で最も最大でみっともなく無残で
エゴ丸出しの自分が露呈するだろう。
そして狂気に走る。。。

旅立ちを無理に引き止める事は
罪だと解って居乍ら。