数年前。。。

ゆきは体重が増え始めた。
9~10才頃だったろうか。
緩いカロリー制限が始まり手っ取り早く
満腹感、減量サポートや、又
MRの為心臓サポートのカサ増しが始まった。
どちらも余り効果は得られなかったが
そうこうして居る内に
余り咀嚼が出来なくなり、一時
ふやかしから卒業はしたものの再び
ふやかしフードとなってしまった。

食欲は普通。特にガツガツもせず
かと言って食欲が無いワケでもなく
順調な数年間を過ごした。

それまで全く問題も無くどの様な形状であれ
投薬は容易だったが
忘れ得ぬ、昨年10月末いつもの様
蛋白分解酵素阻害剤(だったと思うが)を
ふやかしフードへ混ぜると
如何にも嫌そうな表情をし、多量なフードと共に
薬剤も残した。
そこからゆきの食欲廃絶街道が始まる。

今も勿論ふやかして居るが
皮肉にもたった5gでさえ、大きく膨らみ
まるでダイエット時代のカサ増しの様になり
この5gを何とか誤魔化し、数多くの身体に大変悪い
食材と混ぜ口へ運ぶのに1時間以上を要して
しまう事態となって居る。

以前は体重を減らす目的でのふやかし、
現在は、何とか体重を減らさない為
食べ易くふやかす。。。

何とも皮肉で真逆の「ふやかし」だ。