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画像がブレて居り、日付は判らないが
撮ったのは受診日ではない様だ。
受診は必ず木曜日。
カレンダーを確認すると2012年2月23日が 
木曜日だった。

記録ノートを引っ張り出しその年を探せば
恐らく詳細に記載は有るのだろうと思う。。。

処方は、MMとプレビコックス他。
この日に手術の予約を入れた。
プレビコックスは副作用が殆ど無いと認識して
居たが、大分後から死亡事故も起きて居る事を
知り、卒倒しそうになった覚えが有るも
ゆきは何等の副反応も無く全く無事だった。
服用の際、その事実を知って居たら
又要らぬ躊躇をしたろうな、と思う。


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2012年2月29日。。。

この日が手術日だった。
以前の職場の先輩が来てくれたが
当日は例年に無い程の大雪に見舞われ
ペットタクシーも勾配だらけのゆき宅に
辿り着くのもやっと。そこから麻布大学への
道のりは、いっそう困難を極めた。
当に車版K2。麻布大学の所在地は
相模原という田舎。我が家も田舎だが
更に幾つも山を超えなければならなかった。

道は、立ち往生をした車で大渋滞。
停車された車で溢れ返って居る為
別の山を登ったが(山越え)ペットタクシーの人曰く
「これ途中で止まったら、もう無理だ」と。
エンジンを蒸す音
空回りするタイヤの音、時折勾配に負けそうになり
軽はバックをしかかる。。。
何度も心臓が口から飛び出そうに。
祈り乍らの到着となった。
因みに先輩は、幸いにも
大学と近い所に住んで居た。

タクシーの中から何度も大学へ
連絡を入れ、かなり遅れてしまう旨を伝える。
到着すると、既に教授陣がドアの所まで
出て来て居り、そのまま診察室へ。
待合室は、誰も居なかった。
皆、大雪でキャンセルになったそうだ。

診察の結果、ゆきのオペは
この日中止となった。確実に中止だった
のではなかったと思う。次回まで
様子見となった、というのが正解だろうか。
その理由は、前回処方された
プレビコックスが奏功した故か
ゆきの強い自己治癒力のお陰か
或いはその両者のタイミングが合った故か
ゆきの腫れ上がった腫瘍は、大分小さくなって
くれて居た為。。。

漸くオペに対する心構えが出来、
準備万端で挑んだのだが、拍子抜けをした。

そこからが大変だった。
手術のつもり故ペットタクシーには片道のみ
お願いをした為、帰ってしまった。

即効連絡をし、オペ中止決定から
3~4時間は待っただろうか。

勿論飲まず食わずのゆきは
お腹が空いてしまって居る。食べ物は
何も無い。先輩が居てくれて良かった。
深い雪の中、大学キャンパス内を歩き回った。

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ゆきももう腹部から脚の付け根まで
埋まってしまった。

しかし、この時のゆきは
本当に復活して見えた。あの死にそうだった
ゆきは薬のお陰も有り?まるで別犬の様
元気だった。これは、腫瘍が小さくなった事も
あるのだろうが、プレビコックスに因り
常に持って居るであろう四肢の鈍痛も
かなり軽減された為ではないかと後になり
感じた。この薬剤は関節の激しい疼痛にも
処方される様だ。

大雪の中、かなり歩き漸く辿り着いた学食で
ゆきは菓子パンを食べられた。


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乳腺腫瘍からの分泌液は
止まらずも、四肢も軽やかに見え
本当に一瞬元気になったと思った。
まるでステロイドの様な薬だ。
逆に言えば、それだけ辛かったのだろう。。。


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汚庭でも元気。


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散歩もふくぎんと一緒に。


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カートは使用して居ない。

そう言えば手術の延期になった日
又プレビコックスの処方があった。。。と思う。


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走るゆき。


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こちらは、あれ依頼元気を取り戻した
と思って居たが、まだ本調子では
無かったのかも判らない。
まだ汚庭では臥せってしまう。


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それでも目に力が戻った頃。


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もうこの時点でのNSAIDの服用は
無かった。。。と記憶。


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4月。。。
元気になったのを良い事に
この様な事をさせてしまうバ飼い主。


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この日の麻布では完全にオペ中止決定が
あったのか、まだ保留だったか。。。


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朝方、急に前肢の跛行で歩けなくなり
急いでDVM'sへ。
もしかすると薬の効果が切れ
急激に痛みが襲って来たのか否か。
やはり四肢や腰椎の痛みにも
効いて居たとも言える。
この頃はまだ、外壁がこの様な感じだった。
この日は一般のタクシーを頼んだ。
カートはトランクに入れて貰ったが
完全に閉まらなかった。川崎交通。


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カート第三号もまだ綺麗。
DVM'sの入口には入らず。


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良い顔。

この頃の画像では腹巻が
取れて居る。もう浸出液の分泌は
止まった?
大失敗のカート二号も元は赤だった、
と思い出させる画像。
一回使用したのみで粗大ゴミ扱い。


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良い表情。


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ふくぎんとの夕散歩。


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まだ懲りずに頭乗せ。


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上手に水道から。


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コンビニ待ち。


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尻尾も元気。


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こうして見るとまだ若い。


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目付きの変化は少し現れて居る。


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何故か横向き。


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汚庭を堀りまくる。


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新たな出来物。


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大分復活したと思った頃。。。


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ゆきの玩具は殆ど
ふくぎんに壊されてしまった。


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大型に近いゆきは10年以上も
壊さず持ち続けて居る玩具達も
一瞬でふくぎんは壊していく。


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まだ本調子では無かった。。。
と改めて反省させられる画像。
直ぐにグッタリしてしまう。


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再び腹巻?
或いは予防の為?


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この玩具がゆきの一番のお気に入り
だった。もう無い。。。
ゆきに申し訳無い気持ちで一杯。


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懲りずに麻布大学。


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この2012年頃、まだゆきは
吠え犬ではなかった。


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待合室。


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やはり調子はイマイチ。


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何だか本当に飼い主に
振り回されて居るゆき。。。


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死にかけ復活から約8ヶ月。


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それでも尻尾は上がる。


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まだスッキリして居る汚玄関。


ゆき。。。そりゃそうだ、
あれだけ苦しかったのだから
そう簡単に復活するはずも無い。
だが、変形性脊椎、関節症は確かに
軽減した様に見えた一時。
しかし先般;今年夏;DVM'sにて変形性脊椎症、
骨関節症に痛みは無い、と教えられたのだが
。。。

てんやわんやのゆき試練の
2012年だった。