等と偉そうに言うも、それがきちんと出来れば
17年間苦労は無い。

未だ、獣医には悩まされる。
今の掛かり付け医は
ノルマでもあるのではないかと思う対応。。。

ゆきがまだ若かりし模範犬時代~
現在に至るまで恐らく関東エリア40~50軒は受診したと
思う経験上、一つの結論に至った。 
最低でも一軒に付き数回は受診してみるのだが。。。

あの頃 ゆきは病院が好きで
必ず医院でも褒められまくった。それ程ゆきは
立派だった。勿論現在でもその片鱗は充分に
残されて居る。
医院等にても、それに因り飼い主が
鼻高々になる事をゆきは気付いて居た
のかも判らない。

恐らく。。。大きく分けると、切りたがり外科タイプと
温存内科タイプ の獣医に分けられると思った。
内科と外科。標榜のハッキリとして居る
ヒト医同様と言えば同様か。。。

どちらかというと 
新進。。。新たに医院を開業した場合、
多額の借金を早く返済したい。
又、ろくに画像読影技術等無いにも拘らず
新たな機器が勢揃いをした医院、 
こういった所は、あれやこれやと 検査をしたがる。
そういった機器を一回でも多く使用してみたいと
いう思いもあるだろう。

そして何とか患者から搾り取る事も考える。
かも知れない。当然の流れ。。。
勿論、ボランティアではない故
自由診療の高額医療報酬 発生。

そして 会社組織の医院も、最近は如何だろう
と考え始めた。個人以上に
利益を追求しなければならない側面も
否定出来ない。
それが悪い、という事ではなく、
売上至上主義になり過ぎ、無駄な検査や
投薬が増えはしないか、と不安。
流行り?の「過剰診療」というもの。

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あのJARMeCも上場してしまい、これからは
益々株主様の顔色を伺い乍らの診療となる気がしたり
しなかったり。
。。。が、逆に言えば医療過誤は
それこそ絶対に許されない分、これまで以上に
丁寧で患者第一らしい診療はしてくれる気はする。
だが、DVM’sもそうだが、 
外部から獣医を募れば、中にはトンデモ獣医が
紛れて居る事は否めない。
獣医大学ですらそうなのだ。。。

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数年前DVM'sに受診した際の獣医陣と
今回はどうも似て非なり。主観に過ぎないが
悲しいかなスキルその他含め、
質が下がったと感じてしまった。
それでも対応、診察も丁寧ではあったと思う。

検査、手術したがり獣医と、片や
殆ど検査というものをしない動物病院。
得てして50代以降の初老系は
こういった傾向が強い様に感じた。
そして往々にし、診察料金が格安だったり等。
もう、ローンも無い。新規で機器導入も考えて居ない。
後は老後の遊び資金。。。といったところか。
診療費が格安故、患者がわんさか集まって居た。

こういう言い方は失礼だが
患者層は、それ也の様に見受けられてしまった。
リッチorプアー、という基準ではなく
昔ながらの、イヌは外係留で飼う的な、
イヌの治療費は極力抑えたい。。。
イヌに医療費等、有り得ない、という
頑固な固定観念を持った飼い主。

嘘の様な本当の話だが、
クチャクチャ、ボサボサヨーキー3頭を連れ
同様、激安、極狭不衛生極まり無い都下○動物病院に
マイバッハSクラスを横付けした御夫婦は
暫く、その医院や待ち患者同士の間でも
語り草となって居た。
「あの高級車の。。。」
「あ、あの高そうな車の小型犬」

まぁ、それはそれで其々の考え。。。
何も問題は無いが
大問題だと感じたのは、良い言い方をすれば
「診療費が良心的」で有名な上記の様な医院群。。。
明らかに過誤が多い気がする。
何の因縁か、そういった経験をした十数名の
飼い主さん方と知り合いになってしまった。
それでも皆、暫くはその医院に通院をして居る。
オペすれば治る、
その通り手術に挑むも、一応生還はしたが;術中死ではなく;
どんどん状態は悪化する一方。。。

それまでその獣医の言う事を信じ通院をしたが
流石に業を煮やし、当然皆転院。
中には手遅れとなり「もう少し早ければ」と
言われた飼い主さんも居た。
(本当にもう少し早ければ、なのか否かは不明)

更に、
俄かに信じ難いがあらゆる症状、
誰が何時受診しても同じ処方であったり。。。
散歩仲間同士の間で話題に上る程、どう見ても
その仔はみるみる痩せて行き、傍目にも重篤な状態だと
判った。それでもその仔は当時フラフラになり乍ら
数週間は散歩をして居たが
何方かが転院を薦めた話もある。

肝臓腫瘍だったそうだが、
本犬は診察せず、最初から最後まで
変わらぬ処方薬を
飼い主が取りに行って居たのみだった。
当時3~4才のダルメシアンだった記憶がある。
此の医院も現在では二世獣医に代わった。

この様な獣医等も数軒あったが
今現在のゆきにのみ焦点を絞れば
あれやこれやと弄り回す事無く、穏やかに過ごさせて
貰えるのではないかとは思う。
但し、適切な緩和目的の対症療法を行えるかは
甚だ疑問。

先、その問題だと思う事、
まだ若く、適宜な処置を施せば何年もイヌとしての
楽しい生活を取り戻せるかも知れない場合。。。 
マズイ獣医に懸かってしまっては
未来を潰されてしまうと思う。 
こういった場合には、スキルはまず扠措き
逆に高度な検査も取り入れられる前者の様な
獣医が良い様な気がする。
只、検査はしたが治療云々となった場合には
セカンドにしろサードを申し出る事も必要だとも感じる。
勿論、どれもこれも飼い主の胸三寸。

同じ内容であっても獣医に因り
診断がかなり割れる事も多々。
これはスキル、経験不足というより
獣医学の限界の場合も多い様には思う。
病理ですら、そうであるのだから。。。

---続く---